KEY RING SILVER

マルタン・マルジェラのMM6コレクションよりAW24シーズンの新作が入荷致しました。これまでMM6は女性のためのベーシックラインというカテゴリーとして存在していましたが、AW22シーズンよりメンズアイテムを少しずつコレクションに加えるようになり、現在ではコレクションの約3〜4割をメンズが占めるほどになっています。同ブランドはミラノコレクションにてショー形式でランウェイを行っており、メンズとレディースを織り交ぜた内容でコレクションを発表。尚、MM6の現デザイナーは、VYNER ARTICLESという自身のブランドを手掛けているHeikki Salonen ( ヘイキ・サロネン ) が担当しています。VYNER ARTICLESはELIMINATORで以前に取り扱っていたブランドであり、デザイナーが持つ精神性との整合性も良いと判断し、セレクトブランドにMM6を加えています。今シーズンは「抽象化」をテーマとし、マルタン・マルジェラ本人が残してきたデザインワークに対しリスペクトを込め、過去のアーカイブからインスパイアされたアイテムを幾つかリリース。その中の一つに挙げられるのがアクセサリーですね。ご存知の方も多いと思いますが、これまでにマルタン・マルジェラは日常生活において身近にある素材をアクセサリーに用いるユニークな発想にて、クリップや釘、ボルトなどをアクセのモチーフにしてきました。本アイテムはそんなマルタン本人の意思を受け継ぐようなリスペクトが感じられるアイテムです。「鍵」をモチーフとしたこのリングは、本物の鍵を曲げて製作したようなリアル感を演出。しっかりナンバリングロゴも刻まれており、素材には真鍮を用いてポリッシュ仕上げをしています。シーズン性に関係なく、マルジェラらしいアイコニックなアイテムとして持っておきたいアクセサリーの一つですね。

MM6 MAISON MARGIELA公式通販 エムエムシックス メゾン マルジェラ正規取扱店

※リングサイズに関しまして

MM6の07、08、09といったサイズ表記を号数変換すると下記が近い号数となります。

07=約19号

08=約21号

09=約23号

MM6 MAISON MARGIELAのAW24コレクションのご紹介です。

MARGIELAは1997年に " 6 " と名付けた女性の為のベーシックラインを始動し、後の2004年にMM6と改名しました。1997年はマルタン・マルジェラがエルメスのウィメンズプレタポルテ部門のアートディレクターに指名された年でもあります。

MM6 MAISON MARGIELAは2013年よりHeikki Salonen ( ヘイキ・サロネン ) がデザインしています。Heikki SalonenはMM6の他、自身のブランドVYNER ARTICLESも手掛けています。

ウィメンズレンジとしてスタートしたMM6ですが、AW22よりメンズ ( コレクション全体の3〜4割を占める ) がスタートしています。

AW24のテーマは「抽象化」。構成要素的には下記となります。これらの要素を最終的にリアルクローズに落とし込む形でコレクションを製作。

■70年代後半のパンクムーブメント

■2009年〜10年のマルタン・マルジェラのアーカイブからのインスピレーション ( メゾンマルジェラと名称変更されたのは2015年 )

■手作業によるハンドペイント、スプレーによる表現、何度も行う染色加工 ( マルタン・マルジェラへのリスペクト )

●本アイテムは100%真鍮を用いて製作されており、艶を出すポリッシュ仕上げを施しています。鍵を曲げたような個性的な形状が特徴です。

●今期コレクション構成要素にもあるように、マルタン・マルジェラのアーカイブモデルからのインスピレーションです。この独創的なデザインの起源は17世紀のイギリスが発祥とされるスプーンリング ( 派生としてスプーンバングルやナイフやフォーク等を加工したバングルもありました ) 。当時、貴重であった銀のスプーンを曲げて指輪の形にし、エンゲージリングの代わりとしたものです。本アイテムはカトラリーの代わりにインダストリアルな鍵をモチーフにしています。

●MM6カレンダーロゴが刻印されています。

Heikki Salonen ( ヘイキ・サロネン ) とは

出身国であるフィンランドのアアルト大学でファッションデザインを学んだ後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士課程を修了後、自身のブランドVYNER ARTICLESを18AWよりスタート。Heikki Salonen自身が着たいと思う服やクリエーターの為のユニフォームをイメージしデザイン。所属するMM6 Maison Margielaブランドからだけではなく、直接カスタマーとの接点を持ちたいとの思いから、デザイナーにとってよりパーソナルなブランドとして立ち上げました。

20241030