FUMITO GANRYUのコレクションの一部として発表されている「REDレーベル」からSS25の新作が入荷致しました。子供の落書きのような未完成の絵、完全なる左右非対称、ぐちゃぐちゃに崩れたデザイン等のキーワードを具現化していくカテゴリーがREDレーベルです。個性と日常着のバランスを重要視し、洋服デザインから得られる高揚感を大切にするデザイナー丸龍氏が考案したこのコンセプトには、10代の頃の初期衝動を思い返し、ただただ純粋に「こんな服があったら面白いな」という気持ちを込めてデザインしているとの事。しかしそれは、ただ雑然としたアイディアを形にするという事ではなく、洋服の既成概念から脱しながらも緻密に計算されたパターンによって成り立っています。本アイテムはマンガやゲームの世界に出てくるキャラクターが着用しているかのような、現実とは違うデフォルメされたバランスをデザインポイントとしています。一見、ベーシックなスウェットパーカーに見えますが、脇から袖口に掛けて、縫い目に沿ってファスナーを大きく開閉できる仕様になっている点が特徴ですね。その目的はファスナーを開けて頂いた際、ベンチレーション機能を持たせる事ができる点がまず一つ。そして全開にした時は腕を袖には通さず、ファスナー口から腕を出すスタイルにすれば、ポンチョのようにも着用できる仕様としている為です。このディテールは同ブランドが提案するスタイルの一つとして、過去のシーズンから継続して様々なアイテムに落とし込んできていますね。ちょっとした発想を加える事で、新たなスタイルを与えてくれる点がデザイナー丸龍氏の個性ではないかと僕は感じています。また、今シーズンは古着のようなフェード加工を施した表情もポイントとなっていますね。
FUMITO GANRYU公式通販 フミト ガンリュウ正規取扱店
マネキン着用サイズ : 1
マネキンサイズ
身長182cm、バスト90cm、ウエスト76cm、ヒップ88cm、肩巾53cm、袖丈63cm、頭回り59cm
デザイナー丸龍文人氏が手掛けるブランドFUMITO GANRYUからSS25コレクションのご紹介です。同ブランドはSS25で13シーズン目を迎えます。
AW23に初登場したREDレーベル ( 左右でサイジングが異なる非対称デザイン。落書き [ グラフィティー ] のようなパターンメイキングが特徴。ぐちゃぐちゃに崩れたデザインというキーワードを具現化していくライン ) のアイテムです。AW24より左右シンメトリーデザインの他、新たに洋服のバランス構造に目を向け、マンガやゲームの世界に出てくるキャラクターが着用しているかのようなシルエットのアイテムもREDレーベルの定義に加えています。極端に着丈が短い、着丈が長い、極端に身巾が広い、袖丈が長いなど。
●本アイテムは100%コットンの裏毛スウェット生地を用いて製作されています。
●着古した古着の様なフェード加工を施しています。
●両サイドの脇から袖口までの袖下には約53cmのコンシールZIPが施されており、開閉する事でポンチョの様に着用可能です。フーディーとポンチョの2WAY仕様です。
●前身頃ウエスト部分にカンガルーポケットが付いています。
下記はFUMITO GANRYU SS25コレクションのブランドオフィシャルリリースです。
Uniform of unique form / ユニフォーム オブ ユニークフォーム
何かの目標に対して協調する為、決まった目的の為、オケージョンにおける空気感を阻害しない為など。
意図の有無を問わず、画一性へと繋がる様なユニフォームではなく、個を引き出し、個の中で完結させる為に作られたユニークフォームなユニフォームというかたち。
メインレーベルではフォーマルな仕様、レッドレーベルではカジュアルな仕様でフォーム自体が持つ力を、各々別のベクトルから演出し、取り囲む周辺の環境に囚われず、自らが起点となり、オルタナティブなシーンを作り出す、そういった自由なユニフォームの在り方。
同レーベル内での揃い、セットアップで着用する事で強さや纏まりに舵を切る選択肢。
本シーズンにおいては、メインレーベル、レッドレーベルとが相対的関係のラインナップで構成されている為、双方のレーベルを跨いだ、相性の良い別仕様でのモンタージュ的コーディネートが可能。
それぞれが異なり、独立した方向性を持った上で二つのレーベル同士が手を取り合う、汎用性を兼ね備えたコレクション。
20250410
FABRIC : Cotton100%
COLOR : Light Gray
COUNTRY OF ORIGIN : Japan