GEL-KIRIL II BLACK

2020年秋冬のASICSとKIKO KOSTADINOVによる新作のコラボレーションシューズ。ウエア同様に今シーズンで最後となるコラボレーションです。尚、ショールックで使用されていた中で製品化されるのはブラック、グレー、レッドの全3色展開となり、その内のブラックとグレーを当店では買い付けてきました。KIKOとASICSのコラボレーションはASICSのアーカイブや既存のモデルからインスパイアされたアッパーとソールをそれぞれ組み合わせ、そして細かなディテールデザインをシーズンテーマに沿って加えていく事でオリジナリティーのあるコラボレーションアイテムとして完成させています。本アイテムのアッパーに関しては陸上用スパイクのHYPER SPRINTをベースにアップデートしシューレース部分を覆い隠すようにカバーする構造をポイントとしています。またアンクル部分にはGEL-DS TRAINER 17、つま先部分にはSP STEALTH PR等、これまでに無いほど様々なモデルからインスピレーションを得てKIKOが独自の視点でミックスしているデザインが特徴ですね。ソールユニットはGEL-HELIOSというモデルをベースに、さらにKIKOがアレンジを加えているとの事。ASICSとのコラボにおいてここまで自由にデザインさせてもらえるデザイナーは世界でKIKOのみですので希少なシューズと言えるのではないでしょうか。見た目だけではなく、ASICSの機能が備わっているので軽くて非常に履き易いという印象です。重ねて申し上げますが、本作が両者による最後のコラボレーションとなりますので是非お見逃しのないようチェックお願いします。

10月31日入荷商品

ASICS×KIKO KOSTADINOV公式通販 アシックス×キコ コスタディノフ正規取扱店

日本が世界に誇るスポーツメーカーASICSとブルガリア出身でロンドンをベースに活躍し世界的に注目されているデザイナーであるKIKO KOSTADINOVとのコラボレーションから20AW NEW MODELとなるGEL-KIRIL 2のご紹介です。

これまでのコラボレート同様、ASICSのパフォーマンスレンジとのコラボレートという点がポイントです。

アッパーは陸上スパイクのHyper Sprintをベースにアップデート。シューレース部分を包み込むようなカバーが付いた構造が大きな特徴。隠れているシューレース部分はゴム仕様となっております。さらにアンクル部分はGEL-DS TRAINER 17( ランニングシューズ )、つま先部分はSP STEALTH PR( 陸上スパイク )からインスパイアを受け製作しており様々なモデルをミックスしている個性的なデザインが魅力。ASICSのパフォーマンスレンジとのコラボレートですら希少であり、さらにこのようにデザイン変更が可能なデザイナーは世界でもKIKO KOSTADINOVのみです。

ソールユニットはランニングモデルであるGEL-HELIOSをベースにアップデートしております。GEL-HELIOSはソールを厚くせず、そして衝撃緩衝材を多用せずにクッション性は高められるか。という従来の開発手法とは全く逆の発想からスタートし開発されました。

ベースとなったGEL-HELIOSの特徴

アウトソールに従来のラバーの約3倍の耐摩耗性の素材を採用。またソールに放射状の溝を入れ、そしてファーストインパクト部にあたる外側にGELを配置する事で着地衝撃を効率良く緩衝

中心部が凹型のドーナツ状の構造体は着地衝撃をうずまき状に分散させる。その緩衝性能はASICSの最高峰GEL-KAYANOモデルに匹敵する。

KIKO KOSTADINOVの20AW 00092020コレクションに関して

LAPSED INFLUENCEと題されたKIKO KOSTADINOVの20AW 00092020コレクション

コレクションの出発点はKIKOが訪れたアートギャラリーでした。展示されていたのはアメリカのアーティストであるキャディ・ノーランドの作品。キャディ・ノーランドはアメリカの歴史の中に確かに存在する暴力の文化に目を向けそれらを批判するような作風。具体的に言えば銃社会を糾弾した作品などがあり、KIKOはそれらにインスピレーションを受けハンティングやシューティングにフォーカスしたコレクションを作ろうと思い立ったようです。さらに派生させて19世紀の英国近衛兵のウエアや弓やライフルといったツールなどからも着想を得てデザインやグラフィックに盛り込んでおります。また、キャディ・ノーランドの父親であるケネス・ノーランドからもインスパイアを受けております。ケネス・ノーランドはアメリカの著名な抽象画家でありカラー・フィールド・ペインティングの代表的な作家です。コレクションにVの切り替えなどが多く見られましたがこの事はケネス・ノーランドの作風の影響からと思われます。