PERMANENT THROWAWAY TEE BLACK

1992年にカリフォルニアで創刊された音楽をメインとしたカルチャー誌 「 RAY GUN ( レイガン ) 」 。2000年に発行されたのを最後に廃刊となりましたが、90年代に最先端で盛り上がっていた音楽やストリートカルチャーなどにスポットを当て、それまでの既成概念に囚われないクールなグラフィックセンスで誌面を構成し、様々なクリエイター達に強い影響を与えていた伝説のマガジンです。現在のようにパソコンもスマートフォンも普及していなかった時代なのでワールドワイドな情報や流行を得るには雑誌を読むしかなかった90年代。その中でもRAY GUNはファッションやグラフィックの世界で活躍する方々がバイブルのように見ていた雑誌だと聞いています。早くからRADIOHEAD ( レディオヘッド )、 Bjork ( ビョーク )、 BECK ( ベック ) 等の大物ミュージシャンを誌面に起用し、当時のエディトリアルスタッフやグラフィックデザイナーは今では各方面で活躍している方ばかり。尚、発行人であるMarvin Scott Jarrett ( マーヴィン・スコット・ジャレット ) 氏はファッションマガジンNYLONを手掛けていた事でも有名な人物です。そして2020年冬、同氏が新たにMARVIN ( マーヴィン ) というマガジンを発刊し、それと同タイミングで発表された同レーベル名によるウエアコレクションを幾つか買い付けてきました。洋服のデザインというよりはアートワークがメインとなり、これまでにマーヴィン氏が繋がってきた世界中のクリエイター達による作品を楽しむ事ができます。本作はRAY GUNのロゴデザインも手掛けたChris Ashworth ( クリス・アッシュワース ) 氏が担当。マーヴィン氏が最も信頼しているアーティストの一人のようですね。例えばロックミュージシャンにとってもTシャツは自己表明する大切なツールの一つ。同ブランドのTシャツにはマーヴィン氏の思想がメッセージとして込められデザインされています。このようなアートを感じるファッションアイテムは最近ではずいぶん少なくなってきました。意味のある貴重な機会ですので是非手に取ってみてください。

12月25日入荷商品

MARVIN公式通販 マーヴィン正規取扱店

マネキン着用サイズ : M

マネキンサイズ

身長182cm、バスト90cm、ウエスト76cm、ヒップ88cm、肩巾53cm、袖丈63cm

1992年にカリフォルニアにて創刊され当時は勿論のこと現代のグラフィックデザインにおいても多くの影響を与えている伝説のミュージック・カルチャー誌であるRAY GUN ( レイガン ) の創設者であるMarvin Scott Jarrettが手掛ける初のアパレルラインMARVINのご紹介です。Marvin Scott Jarrettは98年にNYLON MAGAZINEも立ち上げております。

派手で楽しくPOP ( 大衆的 ) であった80年代音楽への反動として登場したオルタナティヴ・ロック、グランジを主としたミュージックジャンル、つまり当時はまだアンダーグラウンドであったカルチャーや時代の流れをフックアップし斬新なビジュアルで表現した点がRAY GUNの特徴です。グランジに代表されるミュージックシーン同様、「 不完全である事の美しさ。既存の美しさへの疑問 」というそれまでに無い新たな価値観を肯定し雑誌のデザインにおいて示した存在です。例えばセオリーを無視した実験的レイアウトや1994年の号ではあるページをまるまるZapf Dingbatsにして、いちいちアルファベットに変換しないと解読出来なくしてしまったりと非常にセンセーショナルであったようです。独自の視点で流れを切り取り時代の代弁者的存在となったRAY GUNはミュージックシーンのみならずサーフやスケート等のスポーツカルチャー、ファッション界をも巻き込んで世の中にインパクトを与えた一冊になっていったそうです。とてもシンプルに申し上げますと当時のクリエーター、クリエーターを志す者にとって「毎号」手に取って見る事が非常に楽しみである刺激的な雑誌であったという事です。

本日ご紹介致しますMARVINブランドは世界中のクリエーターの好奇心を育みスタイルを豊かにする事を目指しています。クリエーターの為のユニフォームとして製作しております。ファーストコレクションとなる今回のテーマは「 誰もが救世主になり得る 」です。

ファーストコレクションでは、元RAY GUNアートディレクターのChris Ashworth及びビジュアルアーティスト・Cold War KidsのベーシストであるMatt Maustがグラフィックデザインを担当しております。

本アイテムはコットン100%素材を用い製作。前身頃に 「 PERMANENT THROWAWAY 」 と書かれたプリントを施しております。グラフィックはRAY GUNのアートディレクションを手掛けていたChris Ashworthが製作。Chris Ashworthの作風はグラフィックデザインのみならず、建築や芸術を含むあらゆるデザイン分野に影響を与えた1950年代のモダニズム運動の一部であるスイススタイルに触発されており、自身のスタイルを 「 スイスグリット 」 と呼んでいます。スイススタイルに関しましては検索頂くと現代のグラフィックデザインへの影響力の大きさを感じて頂けるかと存じます。