SOFU TESHIGAHARA PRINT M65 ZIPPER BLOUSON OLIVE

2023 Autumn and Winter Collection

  154,000 yen (Tax in)

SOLD OUT

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アートとファッションとの融合を具現化したアイテムを展開しているALMOSTBLACK は、2シーズンに渡ってデザイナー中嶋氏のアンテナに掛かった日本人作家にフォーカスしています。2023年秋冬は同ブランドのコレクションにおいて、いけばな草月流の創始者である勅使河原蒼風氏とのコラボレーションを実現。参考までに同氏は、数々の斬新な表現を生み出した事から「花のピカソ」の異名を持つ人物です。樹塊を用いた巨大な作品や、花を用いない作品、そしてコラージュ絵画などの多くの作品を、自由で多彩な手法を用いて作り出してきた事で、いけばなに留まらない総合芸術家であった事が窺い知れます。それらの作品にインスピレーションを得たデザイナー中嶋氏は、「精神に古今なく、作品は変転自在」という勅使河原氏の残した言葉の意味をなぞるように、枠に囚われない多角的な視点でミリタリーやパンクといった世界観といけばなのエレガントさを相反するものとして衣服に共存させています。本アイテムは、ALMOSTBLACKが得意とするミリタリー要素を盛り込んだ男らしいレイヤージャケットです。保温性の高いプリマロフトを中綿に用いたキルティングライナーの上に、M-65をベースにしたジャケットを重ねた3way仕様がポイント。ファスナーディテールが特徴的なので、袖と後身頃のファスナーを開けて装いを少し崩したスタイルも個性的ですよ。尚、キルティングライナーには勅使河原氏の作品がプリントされた生地が施されていますので、商品画像にあるようにファスナーの開け具合で見せる事が可能です。表側のブルゾンはポリエステル生地の為、キルティングライナーを取り外せば秋口や春先に軽く羽織るライトアウターとして使用する事もできます。また、ライナーの一枚でも十分ご堪能頂けるデザインは嬉しいですね。秋冬シーズンにおいて、3パターンの組み合わせを楽しめるALMOSTBLACKのアウターは、使い用途の幅も広がる実用性の高いアイテムとしてお勧めです。

ALMOSTBLACK公式通販 オールモストブラック正規取扱店


マネキン着用サイズ : 2

マネキンサイズ

身長182cm、バスト90cm、ウエスト76cm、ヒップ88cm、肩巾53cm、袖丈63cm、頭回り59cm


RAF SIMONS STUDIOで経験を積んだ中嶋峻太氏が手掛けるメンズブランドALMOSTBLACK ( オールモストブラック ) の23AWコレクションからZIPPER BLOUSONのご紹介です。


23AWシーズンは、いけばな草月流の創始者であり日本のいけばなを世界に発信した第一人者の「勅使河原 蒼風」( 1900-1979 ) 氏とのコラボレーションアイテムを展開しています。

勅使河原 蒼風氏は、いけばなにおいて斬新な手法を多く提供し、フランスのフィガロ誌、米タイム誌等が「花のピカソ」と賞賛した人物です。


勅使河原 蒼風氏は華道家・勅使河原和風の長男として生を受けます。クラシックな「いけばな」というフィールドにおいて才能を発揮し注目されましたが、内容よりも形式を重んじるそれまでの「いけばな」に疑問を持ち、父である勅使河原和風と決裂して1927年東京にて草月流を創流。しかし、無名の流派には入門者が集まりませんでした。それでもこのような厳しい状況を逆手に取り、D.I.Y.ともいうべき精神で、「器」を錆びた鉄釜などで代用し独創的な「いけばな」を提案。戦後、空前のいけばなブームを巻き起こしました。


草月流家元でありながら、花をいけない・花を用いない、といった新しいいけばなの手法を取り、さらに活動は彫刻、絵画、書、舞台美術まで多岐に渡った芸術家です。画家・サルバドール・ダリの自宅に流木のオブジェを制作した事もあります。


実際、「若しこの世の中に、植物が一つもなかったとしたらどうだろう。どっちを見ても花はない。そういうとき私たちは、一体何をいけるだろう。私は、そこに石があったら石、若しくは土があったら、土をいけるだろう」。というような言葉も残しています。


写真家の土門拳 ( 22AW、23SSにおいてALMOSTBLACKがコラボレーションした写真家・細江英公氏が活躍する前の時代に活躍した日本を代表する写真家。スーパーリアリズム主義が特徴 ) とは、義兄弟と呼ばれるほど深い信頼関係を築きました。


以下23AWブランドオフィシャルリリースより抜粋

蒼風は「花が美しいからといって、いけばなのどれもが美しいとは限らない」という言葉も残している。これはALMOSTBLACKが継続してきたアーティストとの取り組みにも言い換えることができる。コラボレートするアーティストの作品がいくら美しいからといって、そのコラボレーションが美しいとは限らない。このことは、このブランドのこれまでのコレクションにも通底している意識だった。いかに説得性と正当性をもったコラボレーションなのか。この問いに、中嶋 ( ALMOSTBLACKデザイナー ) はクリエイションで応えてきた。


このようなリリーステキストから分かるようにALMOSTBLACKブランドはアートコラボレーションに対して他ブランドと異なる表現をします。

一般的にはアーティストやクリエーターの作品のみを服上にプリントする、刺繍する、etc。つまり、あくまで服の上に視覚的な作品のみを取り付ける方法論をとります。ALMOSTBLACKは視覚的なプリントも用いますが、一人のアーティストを深く掘り下げ、アーティストの考え方やメッセージ、そして作品が持つ特徴や方向性、そして世界観。つまりは視覚化出来ない部分を、服上でデザインやディテール、カラーパレットなどで表現しようとしている事が、世の中に溢れている一般的なコラボレーションとの差です。ARTとFASHIONの本当の意味での融合を目指しています。


●アウターとライナーをドッキングしても、それぞれ単体でもお召しいただけるアイテムです。また、前身頃、後身頃、袖に施されたZIPは開閉可能で様々なスタイリングをお楽しみいただけます。

●M65ブルゾンをベースにしたアウターは100%ポリエステルの生地を用い製作されています。前身頃のチェスト部分両サイド、ウエスト部分両サイドにスナップボタン付きフラップポケットが付いています。

●ライナーは56%キュプラ、44%コットン混紡の生地を用い製作されています。前身頃のウエスト部分両サイドにパッチポケットが付いています。

●ライナーの中綿には100%ポリエステルのプリマロフト®が施されており保温機能もあります。プリマロフト®は元々US軍の為に開発された超微細マイクロファイバー素材です。羽毛のように軽量で保温性と柔軟性が特徴。また羽毛にはない撥水性もポイントです。

●ライナーには瓢箪 ( ひょうたん ) 型のキルティングステッチを採用しています。

●ライナーの肩部分にスナップボタンが施されておりM65ブルゾンとドッキング可能です。

●ライナーの左袖のアートワーク部分は勅使河原 蒼風氏の1957年の作品である「樹獣」です。

●ライナーの後身頃のアートワーク部分は勅使河原 蒼風氏の1955年の作品である「ヤヒロ」です。


20230618

FABRIC : BODY ( Polyester100% ) , LINER (Cupra56% , Cotton44% )
COLOR : Olive
COUNTRY OF ORIGIN : Japan

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