2021年10月13日入荷商品AVAILABLE NOWHERE公式通販 アヴェイラブル ノーウェア正規取扱店
マネキン着用サイズ : L
マネキンサイズ
身長182cm、バスト90cm、ウエスト76cm、ヒップ88cm、肩巾53cm、袖丈63cm
UKのスタイリスト、ジュエリー・デザイナー、そしてアーティストとして一つのカルチャーを築き、現在でも影響を与え続けているクリエーターJUDY BLAME ( ジュディ・ブレイム )。以前は、JUDY BLAME自身の名前を冠したブランド名でのリリースが主でしたが、20AWよりブランド名を " AVAILABLE NOWHERE " としています。
●AVAILABLE NOWHEREの最新コレクションから、DAVE BABYフォトT-SHIRTのご紹介です。
●1994年頃に、i-Dマガジンで撮影された写真をプリントしています。フォトグラファーは、マーク・ルボン。被写体は、ジュディ・ブレイムと共にThe House of Beauty and Cultureのメンバーであったデイブ・ベイビーです。
●マーク・ルボンは、80年代のUKのクリエーティブ集団BUFFALOのメンバーであり、フォトグラファーとして、i-DやFACE、VOGUEで活躍した人物です。世界的なフォトグラファーであるタイロン・ルボンは、マーク・ルボンの息子です。
●本アイテムは、100%コットンの天竺生地を用い製作されています。
ジュディ・ブレイムは、1960年2月12日生まれ、2018年2月19日没。本名はクリス・バーンズです。ジュディ・ブレイムの名付け親は、友人であるファッションデザイナーのアントニー・プライスと、モデル・美容師だったスカーレット・キャノンです。1980年当時、ジュディ・ブレイムが20歳の頃、彼はコートチェッカーとしてクラブで働いていましたが、お客さんから預かったコートなどを他のお客さんに着せていたり ( くしくもスタイリストという後の仕事に役立ったとも言える? ) 、この他にも事件とも言えるような事をしていました。当時の友人が思いつきで何となく彼をJUDY ( このJUDYは女優のジュディ・ガーランドが由来 ) と呼ぶようにはなってはいましたが、お騒がせを色々とやっていたので、皆、JUDYのせいだ! と言うようになり、「 せいだ! 」 = 「 BLAME 」 をJUDYにつけてJUDY BLAMEと呼ぶようになりました。
その後、アクセサリー製作をし始めるのは1981年以降です。当時は、お金もないのでUKらしくD.I.Y.精神で廃材やおもちゃの包装、お菓子のゴミ、海岸のゴミなどを集めて製作していました。D.I.Y.精神で始めたこのアクセサリー作りは、後々革命的になります。マルセル・デュシャンが便器に「 泉 」と名付けたように、、、ピーター・サヴィルが超新星爆発の波形をレコードジャケットのアートワークにしたように、、、JUDYも捨てられて本来の意味を失ったものに別の命を与えてアートに昇華させ、新たな美意識や価値観を作り出し評価を得た人物です。
生前、ジュディ・ブレイムはインタビューで 「 私はダイヤモンドが安全ピンより優れているとは思いません。私にとってそれはただの物や形です。すべてに美しさを感じています 」。と語っています。
1986年に、シューデザイナーのジョン・ムーアが主導となりスタートした、The House of Beauty and Cultureにジュディ・ブレイムは参加しました。靴をジョン・ムーア、服をクリストファー・ネメス、アクセサリーをジュディ・ブレイムが担当。当時のメンバーはジョン・ムーア、クリストファー・ネメス、ジュディ・ブレイム、デイブ・ベイビー、スカーレット・キャノン、アラン・マクドナルド、リチャード・トリー等です。
The House of Beauty and Cultureは、セレクトショップの元祖ともいえる存在であり、話題のスポットとして、当時ボーイ・ジョージやリー・バウリー、デレク・ジャーマン、マルタン・マルジェラ等が通っていました。
その後、The House of Beauty and Cultureは三年ほどで自然消滅し、ジュディ・ブレイムはスタイリストとして活躍します。雑誌としては、i-D MGAZINEやFACE MAGAZINEで活躍。この二つはその雑誌が存在する前と後では区切りが出来る程、影響力のあるファッション・カルチャー誌と言われています。特にテリー・ジョーンズが創設したi-D MGAZINEは、ストリートスナップの元祖であり、世界初の絵文字を生み出しました。i-Dのロゴを縦にすると、片方の目を閉じた人の顔になっており、故にi-Dのカバーのモデルは、必ずウインクや手で片方の目を隠したポージングとなっています。ジュディ・ブレイムは、雑誌のスタイリングの他、ボーイ・ジョージ、ビョーク、ネナ・チェリー、マッシヴ・アタック等のミュージシャンのスタイリング、コレクションデザイナー達とのコラボレーションも精力的に行っていきます。
ストリートハントや、ミックススタイリング ( ヴィンテージやミリタリーウエアとメゾンブランドのミックス。当時は御法度でした ) を初めて行ったと言われるスタイリストであるレイ・ペトリが結成した、バッファローというクリエイターチームともジュディ・ブレイムは親交があり、当時も今も皆にリスペクトされていた人物です。
現在でも、世界中で活躍している多くの超有名デザイナー達は、ジュディ・ブレイムをフェイバリットクリエーターに挙げています。例えば、Diorのメンズダイレクターを務めるキム・ジョーンズにとって、ジュディ・ブレイムはHEROの一人であり、Louis Vuitton時代も現在のDior時代もジュディ・ブレイムとコラボレートしアイテムをリリースしています。
ジュディ・ブレイムを明確に表現した言葉があるのでご紹介します。
SHOWstudioの写真家兼ディレクターであるニック・ナイトは、ジュディ・ブレイムについて、「 常にユニークであり、常に弱者のチャンピオンであり、常に反体制であり、常に刺激的で、非常に才能があり、常に100%。素晴らしい 」。と語っています。
FABRIC : Cotton100%
COLOR : Black
COUNTRY OF ORIGIN : Japan