BUTTON NECKLACE SILVER

2021 Autumn and Winter Collection

  59,950 yen (Tax in)

SOLD OUT

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2021年秋冬の新作として " AVAILABLE NOWHERE " よりシルバーネックレスが発売となりました。AVAILABLE NOWHEREは、2018年2月にお亡くなりになられたJudy Blame ( ジュディ・ブレイム ) の意志を受け継ぎ、仲間のDave Baby ( デイブ・ベイビー) らが彼の精神を後世に残そうと20AWシーズンよりスタートしたブランドです。それ以前は、JUDY BLAME名義でアイテムをリリースしていました。ジュディ・ブレイムと言えば、ボタンや安全ピンをモチーフとしたハンドメイドのネックレスやブローチ等、彼のアイコンデザインとして様々なアイテムを世に残しています。ダイヤモンドの輝きだけが素晴らしい訳ではないという考えのもと、D.I.Y.精神でテムズ川でゴミを拾ってきて、それらを組み合わせて一点物のハンドメイドアクセサリーも製作していました。要らなくなった物にまた新しい価値を与えるそのクリエーションは、様々な人々に多大な影響を与え続けてきました。要らなくなったゴミの一例となるのが、この「ボタン」。シャツに付いている程の小さなサイズのボタンモチーフのネックレスは、イデオロギーに対するアンチな姿勢の表明となるアイテムだと思います。細いチェーンをボタン穴に糸を通したような様子もリアルに再現してあり、芸の細かさが確かなクオリティーに繋がっています。このペンダントヘッドの裏側にはJudy Blameのサインもしっかり彫られており、ファンにとってコレクターアイテムとなってもおかしくはないはず。パンクな精神性を表すアクセサリーとして、スタイリングは気にせず好きなように付けて楽しんで頂ければと思います。

AVAILABLE NOWHERE公式通販 アヴェイラブル ノーウェア正規取扱店


UKのスタイリスト、ジュエリー・デザイナー、そしてアーティストとして一つのカルチャーを築き、現在でも影響を与え続けているクリエーターJUDY BLAME ( ジュディ・ブレイム )。以前は、JUDY BLAME自身の名前を冠したブランド名でのリリースが主でしたが、20AWよりブランド名を " AVAILABLE NOWHERE " としています。


●AVAILABLE NOWHEREの最新コレクションからBUTTONネックレスのご紹介です。

●素材はSILVER925です。

●ペンダントヘッドはジュディ・ブレイムのアイコンの一つであるボタンのモチーフです。

●ペンダントヘッドのボタンの穴にチェーンが通っているデザインです。

●ペンダントヘッドのボタン裏側にはジュディ・ブレイムシグネチャーサインが刻印されています。


ジュディ・ブレイムは、1960年2月12日生まれ、2018年2月19日没。本名はクリス・バーンズです。ジュディ・ブレイムの名付け親は、友人であるファッションデザイナーのアントニー・プライスと、モデル・美容師だったスカーレット・キャノンです。1980年当時、ジュディ・ブレイムが20歳の頃、彼はコートチェッカーとしてクラブで働いていましたが、お客さんから預かったコートなどを他のお客さんに着せていたり ( くしくもスタイリストという後の仕事に役立ったとも言える? ) 、この他にも事件とも言えるような事をしていました。当時の友人が思いつきで何となく彼をJUDY ( このJUDYは女優のジュディ・ガーランドが由来 ) と呼ぶようにはなってはいましたが、お騒がせを色々とやっていたので、皆、JUDYのせいだ! と言うようになり、「せいだ!」=「BLAME」をJUDYにつけてJUDY BLAMEと呼ぶようになりました。


その後、アクセサリー製作をし始めるのは1981年以降です。当時は、お金もないのでUKらしくD.I.Y.精神で廃材やおもちゃの包装、お菓子のゴミ、海岸のゴミなどを集めて製作していました。D.I.Y.精神で始めたこのアクセサリー作りは、後々革命的になります。マルセル・デュシャンが便器に「泉」と名付けたように、、、ピーター・サヴィルが超新星爆発の波形をレコードジャケットのアートワークにしたように、、、JUDYも捨てられて本来の意味を失ったものに別の命を与えてアートに昇華させ、新たな美意識や価値観を作り出し評価を得た人物です。


生前、ジュディ・ブレイムはインタビューで 「私はダイヤモンドが安全ピンより優れているとは思いません。私にとってそれはただの物や形です。すべてに美しさを感じています」。と語っています。


1986年に、シューデザイナーのジョン・ムーアが主導となりスタートした、The House of Beauty and Cultureにジュディ・ブレイムは参加しました。靴をジョン・ムーア、服をクリストファー・ネメス、アクセサリーをジュディ・ブレイムが担当。当時のメンバーはジョン・ムーア、クリストファー・ネメス、ジュディ・ブレイム、デイブ・ベイビー、スカーレット・キャノン、アラン・マクドナルド、リチャード・トリー等です。

The House of Beauty and Cultureは、セレクトショップの元祖ともいえる存在であり、話題のスポットとして、当時ボーイ・ジョージやリー・バウリー、デレク・ジャーマン、マルタン・マルジェラ等が通っていました。


その後、The House of Beauty and Cultureは三年ほどで自然消滅し、ジュディ・ブレイムはスタイリストとして活躍します。雑誌としては、i-D MGAZINEやFACE MAGAZINEで活躍。この二つはその雑誌が存在する前と後では区切りが出来る程、影響力のあるファッション・カルチャー誌と言われています。特にテリー・ジョーンズが創設したi-D MGAZINEは、ストリートスナップの元祖であり、世界初の絵文字を生み出しました。i-Dのロゴを縦にすると、片方の目を閉じた人の顔になっており、故にi-Dのカバーのモデルは、必ずウインクや手で片方の目を隠したポージングとなっています。ジュディ・ブレイムは、雑誌のスタイリングの他、ボーイ・ジョージ、ビョーク、ネナ・チェリー、マッシヴ・アタック等のミュージシャンのスタイリング、コレクションデザイナー達とのコラボレーションも精力的に行っていきます。


ストリートハントや、ミックススタイリング ( ヴィンテージやミリタリーウエアとメゾンブランドのミックス。当時は御法度でした ) を初めて行ったと言われるスタイリストであるレイ・ペトリが結成した、バッファローというクリエイターチームともジュディ・ブレイムは親交があり、当時も今も皆にリスペクトされていた人物です。


現在でも、世界中で活躍している多くの超有名デザイナー達は、ジュディ・ブレイムをフェイバリットクリエーターに挙げています。例えば、Diorのメンズダイレクターを務めるキム・ジョーンズにとって、ジュディ・ブレイムはHEROの一人であり、Louis Vuitton時代も現在のDior時代もジュディ・ブレイムとコラボレートしアイテムをリリースしています。


ジュディ・ブレイムを明確に表現した言葉があるのでご紹介します。

SHOWstudioの写真家兼ディレクターであるニック・ナイトは、ジュディ・ブレイムについて、「常にユニークであり、常に弱者のチャンピオンであり、常に反体制であり、常に刺激的で、非常に才能があり、常に100%。素晴らしい」。と語っています。


20211119

FABRIC : Silver925
COLOR : Silver
COUNTRY OF ORIGIN : U.K.

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