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Designer : 中嶋 峻太 ( ナカジマ・シュンタ ) / Establishment : 2022 S/S / Category : Technical , Function

D-VECはフィッシングの「DAIWA」を中心にスポーツ用品等を製造・販売するグローブライド株式会社が2017年にスタートしたファッションブランドです。ALMOSTBLACKは2015年発足、ARTとしてのファッションを掲げる傍ら、その根底にあるデザインソースにはミリタリーウエアへの飽くなき探求心が大きく関わっており、デザイナー中嶋氏の個性にも繋がっています。この両者がSS22シーズンよりタッグを組み、「フィッシングの機能とファッションの融合」をテーマにスタートしたコレクションがD-VEC×ALMOSTBLACKです。D-VECブランドの母体となるフィッシングブランドDAIWAが長きに亘り培った技術をベースに、デザイナー中嶋氏が得意とするミリタリー要素を盛り込みハイエンドなテクニカルウエアとして完成させています。

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D-VEC×ALMOSTBLACK

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Designer : 中嶋 峻太 ( ナカジマ・シュンタ )
Establishment : 2022 S/S
Category : Technical , Function

D-VECはフィッシングの「DAIWA」を中心にスポーツ用品等を製造・販売するグローブライド株式会社が2017年にスタートしたファッションブランドです。ALMOSTBLACKは2015年発足、ARTとしてのファッションを掲げる傍ら、その根底にあるデザインソースにはミリタリーウエアへの飽くなき探求心が大きく関わっており、デザイナー中嶋氏の個性にも繋がっています。この両者がSS22シーズンよりタッグを組み、「フィッシングの機能とファッションの融合」をテーマにスタートしたコレクションがD-VEC×ALMOSTBLACKです。D-VECブランドの母体となるフィッシングブランドDAIWAが長きに亘り培った技術をベースに、デザイナー中嶋氏が得意とするミリタリー要素を盛り込みハイエンドなテクニカルウエアとして完成させています。

また、全アイテムに刺繍されるキャラクターデザインには世界的なアーティストである加藤泉氏を起用し、ART性を盛り込んだスペシャルなプロジェクトです。

【D-VECとは】
D-VECは、フィッシングの「DAIWA」を中心にゴルフやラケットスポーツ、サイクルスポーツを製造・販売するグローブライド株式会社が2017年3月にスタートしたファッションブランドです。長年自然と対峠してきたフィッシングのダイワが持つ機能性に、感性に響く華やかさをもたせることで生み出されるファッションを中心とした、独創的なプロダクトを提案。快適な都市生活をサポートします。" 雨の音を感じ " " 風を楽しむ " といった、まさに五感と、自然環境の中でも快適に着用できる機能性。そして、D-VECデザインチームによって描かれたファッション性を融合した技術的にも世界観的にも新しいブランドです。2017年、2018年、2019年、2021年にはファッションの祭典 Amazon Fashion Week TOKYO、Rakuten Fashion Week TOKYOへの参加、2018年以来、PITTI IMAGINE UOMOに5回連続の出展を果たし、国内外から評価されています。2019年3月には表参道ヒルズに「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」をオープンしました。

【ダイワのフィッシングアパレルについて】
ダイワアパレルの開発コンセプトとして、他のアウトドアブランドと違う点の一つが水に対する考え方です。特にDAIWA のレイン系のアパレルはあらゆる釣りにおけるシーンを想定し「全方向からの水」を考えて設計しています。また紫外線に関しても、上から、そして水面反射により下からもくる為、対応可能なように設計されています。激流、氷点下での長時間滞在、長時間の水中滞在、100km を超える高速の船上、全方向からの強い紫外線など、こうした厳しい自然に立ち向かう為に研究開発されたプロダクト群をリリースしています。

【ALMOSTBLACKとは】
ブランドコンセプトは「POST JAPONISM」。伝統工芸や趣のある文化から育まれてきた " 日本の美意識 "、歴史を変えてきたアートや音楽などの " 世界のカルチャー " の2つを融合させ、「新しく強いもの」を表現しています。ALMOST BLACKは日本語で「褐色」。褐色とは黒く見えるほどの深い藍色です。褐色の由来は平安時代に武官たちが着ていた本藍染めの 「褐衣」 ( かちえ ) という服です。褐衣の色は藍染めし、さらに光沢を与えるため、すり鉢にて「搗く」 ( つく ) 、「搗つ」 ( かつ ) という工程を施した為、搗色 ( かちいろ ) とも呼ばれていました。鎌倉時代には 「勝つ」 と結びつけられ縁起物として武士たちが愛好。江戸時代には 「かちんいろ」 と呼ばれ、明治時代には軍服が紺色だったため「軍勝色」 ( ぐんかちいろ ) と呼ばれていました。古くから日本人に愛されてきた 「褐色」 をブランドネームにし、日本人のスピリットを感じさせる 「褐色服」 を目指しています。

竹内淳子(著)『藍(あい)風土が生んだ色』にて、藍染における「勝色」について、以下のような記述があります。
" 藍色を搗色とか勝色、または褐色と書いた。これは藍染の染着をよくするために、染めあげた布を臼や板の上で叩いたので、それを「搗つ」といったことから、「搗つ」を「勝つ」にかけて勝色という文字を当てた。色が堅牢なところから、また「勝」にあやかって武具に用いたのである。褐色威がこれである。"

【中嶋峻太とは】
1982年愛知県生まれ。エスモードパリを卒業後、2005年から2007年までRAF SIMONS ( ラフ・シモンズ ) でデザインアシスタントを務めました。帰国後、ミスターハリウッドに就職。現product twelve ( プロダクト トゥエルブ ) のデザイナー川瀬正輝と共にALMOSTBLACK ( オールモストブラック ) を立ち上げ、AW15よりコレクションデビュー。AW21–SS22には白髪一雄氏・富士子氏、AW22–SS23には細江英公氏とのコラボレーションを発表。AW23–SS24には勅使河原蒼風氏とコラボレーションし、2023年5月に初のランウェイショーを草月会館の石庭 " 天国 " にて開催しました。

【加藤泉とは】
1969年、島根県生まれ。東京、香港を拠点に活動中。1998年頃より画家として本格的にキャリアをスタート。絵画だけでなく、木、石、ソフトビニール、布、最近ではプラモデルなど様々な素材を使った彫刻作品も制作。2005年、ニューヨークのジャパン・ソサエティ・ギャラリーで開催された「リトルボーイ : 爆発する日本のサブカルチャー・アート」展 ( アメリカ )、2007 年、ヴェネチィア・ビエンナーレ国際美術展 ( イタリア ) に招聘された事をきっかけに国際舞台で活躍。その他、近年の個展歴としては、Red Brick Art Museum ( 2018年、 中国 )、Fundación Casa Wabi ( 2019年、メキシコ )、原美術館/ハラミュージアムアーク ( 2019年、東京と群馬の2館同時開催 )、SCAD Museum of Art ( 2021年、アメリカ )、 ワタリウム美術館 ( 2022年、日本 ) など。グループ展やプロジェクトではハワイトリエンナーレ2022 ( 2022年、米国 ) 、K11 MUSEA ( 2022年、香港 ) 、Un Été au Havre ( 2022年、フランス ) など。またこのコラボレーションを記念して、昔はピカソやシャガールなどと仕事をしていたパリの老舗の版画工房で制作した「D-VEC x ALMOSTBALCK」のための限定リトグラフ ( 2021年制作 ) を発表。

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D-VEC×ALMOSTBLACK ディーベック×オールモストブラック

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