The World Is Flat Again

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Designer : 中嶋 峻太 ( ナカジマ・シュンタ ) / Establishment : 2015 A/W / Country : Japan / Category : Art

ブランドコンセプトは「POST JAPONISM」。伝統工芸や趣のある文化から育まれてきた " 日本の美意識 "、歴史を変えてきたアートや音楽などの " 世界のカルチャー " を融合させ、「新しく強いもの」を表現しています。ALMOSTBLACKは日本語で「褐色」。褐色とは黒く見えるほどの深い藍色です。褐色の由来は平安時代に武官たちが着ていた本藍染めの 「褐衣」 ( かちえ ) という服。褐衣の色は藍染めし、さらに光沢を与えるため、すり鉢にて「搗く」 ( つく ) 、「搗つ」 ( かつ ) という工程を施した為、搗色 ( かちいろ ) とも呼ばれていました。鎌倉時代には 「勝つ」 と結びつけられ縁起物として武士たちが愛好。江戸時代には 「かちんいろ」 と呼ばれ、明治時代には軍服が紺色だったため「軍勝色」 ( ぐんかちいろ ) と呼ばれていました。古くから日本人に愛されてきた 「褐色」 をブランドネームにし、日本人のスピリットを感じさせる 「褐色服」 を目指しています。

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Designer : 中嶋 峻太 ( ナカジマ・シュンタ )
Establishment : 2015 A/W
Country : Japan
Category : Art

ブランドコンセプトは「POST JAPONISM」。伝統工芸や趣のある文化から育まれてきた " 日本の美意識 "、歴史を変えてきたアートや音楽などの " 世界のカルチャー " を融合させ、「新しく強いもの」を表現しています。ALMOSTBLACKは日本語で「褐色」。褐色とは黒く見えるほどの深い藍色です。褐色の由来は平安時代に武官たちが着ていた本藍染めの 「褐衣」 ( かちえ ) という服。褐衣の色は藍染めし、さらに光沢を与えるため、すり鉢にて「搗く」 ( つく ) 、「搗つ」 ( かつ ) という工程を施した為、搗色 ( かちいろ ) とも呼ばれていました。鎌倉時代には 「勝つ」 と結びつけられ縁起物として武士たちが愛好。江戸時代には 「かちんいろ」 と呼ばれ、明治時代には軍服が紺色だったため「軍勝色」 ( ぐんかちいろ ) と呼ばれていました。古くから日本人に愛されてきた 「褐色」 をブランドネームにし、日本人のスピリットを感じさせる 「褐色服」 を目指しています。

竹内淳子(著)『藍(あい)風土が生んだ色』にて、藍染における「勝色」について、以下のような記述があります。
" 藍色を搗色とか勝色、または褐色と書いた。これは藍染の染着をよくするために、染めあげた布を臼や板の上で叩いたので、それを「搗つ」といったことから、「搗つ」を「勝つ」にかけて勝色という文字を当てた。色が堅牢なところから、また「勝」にあやかって武具に用いたのである。褐色威がこれである。"

【中嶋峻太とは】
1982年愛知県生まれ。エスモードパリを卒業後、2005年から2007年までRAF SIMONS ( ラフ・シモンズ ) でデザインアシスタントを務めました。帰国後、ミスターハリウッドに就職。現product twelve ( プロダクト トゥエルブ ) のデザイナー川瀬正輝と共にALMOSTBLACK ( オールモストブラック ) を立ち上げ、AW15よりコレクションデビュー。AW21–SS22には白髪一雄氏・富士子氏、AW22–SS23には細江英公氏とのコラボレーションを発表。AW23–SS24には勅使河原蒼風氏とコラボレーションし、2023年5月に初のランウェイショーを草月会館の石庭 " 天国 " にて開催しました。

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