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23SS HOOD VEST BLACK
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23SS HOOD VEST BLACK
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HOOD VEST BLACK

ALMOSTBLACK

2023 Spring and Summer Collection

63,800 yen (Inc.Tax)
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SOLD OUT

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ミリタリーウエアを熟知しているデザイナーならではの着眼点だと思いますが、本アイテムはフランス軍で採用されていたベストを身頃部分のベースにし、フードはカナダ軍のミリタリージャケットがインスパイア源になっているとの事。そこにオリジナルアイディアを加える事でアレンジされており、さらに今期はSS23シーズンのコラボレーターに掲げている写真家、細江英公氏の作品から着想を得た切り替えデザインをフロントに施しています。一貫して人間の身体に向き合ってきた細江英公氏の代表的な作品のシリーズの一つ「抱擁」にて表現された美しい曲線美が、ALMOSTBLACKのフィルターを通して洋服のデザインへと落とし込まれていますね。プリントによる視覚的効果ではなく、縫製ディテールにて細江氏の思想を汲んだアートなデザイン性が個性となっています。尚、フードがファスナーで取り外し可能となっている事で2way仕様をお楽しみいただく事ができ、いずれのスタイルも異なる個性としてコーディネートに取り入れていただけますよ。両脇から裾に掛けては縫製せず、スナップボタンでシルエット調整しながら留められる仕様となっており、軽衣料から重衣料まで何にでもレイヤーできるアイテムです。生地にはコットンとポリエステルを混紡したファブリックを使用しています。スタイリングに個性をプラスしてくれるアイテムとして様々なレイヤースタイルをお楽しみいただければと思います。

ALMOSTBLACK公式通販 オールモストブラック正規取扱店

マネキン着用サイズ : 2
マネキンサイズ
身長182cm、バスト90cm、ウエスト76cm、ヒップ88cm、肩巾53cm、袖丈63cm、頭回り59cm

RAF SIMONS STUDIOで経験を積んだ中嶋峻太氏が手掛けるメンズブランドALMOSTBLACK ( オールモストブラック ) の23SSコレクションからフードベストのご紹介です。

23SSは22AWに引き続き、世界的な写真家である「細江英公」氏とのコラボレーションアイテムを展開しています。
細江英公氏が頭角を現す1950年代〜60年代は感覚的表現よりも記録性を重視するリアリズム写真が席巻していました。そのような中で細江英公氏は「写真家は被写体との関係性によって表現をつくり出していくもの」との考えを持ち、多くの人物に影響を与え続けている写真家です。
リコー社によるインタビューでも、「写真の本質は " 記録性 " なんだけど、決して無味乾燥なものではないんです。人が介在するから」。と語っています。

23SSのALMOSTBLACKのテーマは「EMBRACE」。細江英公氏の1971年の作品である「抱擁」からインスパイアを受け製作しています。「抱擁」の序文は三島由紀夫氏が寄稿しており、( 抱擁は ) とりわけ高い峻険であり、達成であったと云わねばならない。と絶賛している作品です。
下記はブランドオフィシャルリリースです。
一貫して人間の身体に向き合ってきた写真家・細江英公氏の「抱擁」シリーズは、静的で、写真の質感も皮膚の濃淡を繊細なグラデーションで表現している。23SSのコレクションでは白・黒・グレーに加え、「抱擁」の初版の表紙の色であるピンクを加えた。その色は皮膚の下にある塊を思わせた。そして作品に見られる皮膚と皮膚の境界線を、パターンの切り替えやレイヤード、ジッパーの重なりで表現した。服は様々な方法で身体を覆い、それは布による「抱擁」にも感じられた。

このようなリリーステキストから分かるようにALMOSTBLACKブランドはアートコラボレーションに対して他ブランドと異なる表現をします。
一般的にはアーティストやクリエーターの作品のみを服上にプリントする、刺繍する、etc。つまり、あくまで服の上に視覚的な作品のみを取り付ける方法論をとります。ALMOSTBLACKは視覚的なプリントも用いますが、一人のアーティストを深く掘り下げ、アーティストの考え方やメッセージ、そして作品が持つ特徴や方向性、そして世界観。つまりは視覚化出来ない部分を、服上でデザインやディテール、カラーパレットなどで表現しようとしている事が、世の中に溢れている一般的なコラボレーションとの差です。ARTとFASHIONの本当の意味での融合を目指しています。

細江英公/ Eikoh Hosoe
1933年 山形県に生まれる
1951年 「富士フォトコンテスト」で学生の部最高賞を受賞
1952年 東京写真短期大学写真学部 ( 現東京工芸大学 ) に入学した後、前衛芸術家グループ「デモクラート美術家協会」を組織した著名な芸術家である瑛九と縁を結ぶ
1954年 同校卒業
1956年 初の個展「フォトストーリー・東京のアメリカ娘」を小西六ギャラリーで開催
1957年 写真評論家の福島辰夫が主催した展示会「10人の眼」に参加。この展示会参加をきっかけにセルフ・エイジェンシーVIVOを結成
1960年 個展「おとこと女」で日本写真批評家協会新人賞を受賞
1963年 三島由紀夫をモデルにした「薔薇刑」が大きな反響を呼び、日本写真批評家協会作家賞を受賞
1970年 「鎌鼬」が芸術選奨文部大臣賞を受賞
1998年 紫綬褒章を受章
2003年 世界を代表する写真家7人のひとりとして英王立写真協会創立150周年特別記念メダル受章
2006年 写真界の世界的業績を顕彰するルーシー賞 ( アメリカ ) の「先見的業績部門」を日本人として初受賞
2007年 旭日勲章を受章
2007年 旭日・金・銀星勲章を受章
2008年 毎日芸術賞受賞
2010年 ニューヨークにてナショナル・アーツクラブより日本人として初めて写真部門生涯業績金賞を受賞
2010年 教育部文化功労者に指定される

●本アイテムは84%ポリエステル、16%コットン混紡の生地を用い製作されています。
●カナダ軍のファスナー脱着式のフードとフランス軍のベストをデザインのインスパイア源とし、ミックスしています。
●両サイドには三つのストラップが施されており、さらに各ストラップには二つずつスナップボタンが付いている事でサイズ調整が可能です。
●前身頃の切り替え部分は細江英公氏の1971年の作品である「抱擁#2」をパターンで表現しています。
●前身頃のウエスト部分にZIPポケットが付いています。

20230123

FABRIC : Polyester84% , Cotton16%
COLOR : Black
COUNTRY OF ORIGIN : Japan