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CREW NECK COTTON KNIT GHARCOAL
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CREW NECK COTTON KNIT GHARCOAL

YOKE

2024 Spring and Summer Collection

46,200 yen (Inc.Tax)
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SOLD OUT

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細やかな視点での物作りに定評のあるYOKE。毎シーズン、デザイナー寺田氏が感銘を受けたアーティストの作品がインスパイア源となっており、とても丁寧にファブリックやディテールにアートが落とし込まれている点に惹かれました。ファッション同様にアートが好きなんだな、という人柄が滲み出ているようなブランドです。SS24においてフォーカスしたアーティストはフランスの画家「Martin Barre ( マルタン・バレ )」。彼の作品から連想されたキーワードは、「途切れ」、「斜め」、「スプレー」、「線」、「スクエア/グリッド」となり、それぞれの要素を様々な手法を用いて洋服のデザインへと反映させています。一つ一つのアート作品を細かくリサーチし、その描写に用いられた筆やスプレーの走らせ方にまで着目した表現は一見の価値があります。春らしいコットンヤーンを用いて製作された本アイテムは、マルタン・バレが1980年代に描いたスクエア状のアート作品からインスピレーションを得て製作されています。フロントに大きなスクエアのデザインをニットの編み柄で表現し、ミニマムでありながらも大胆な仕上がりに。色を変えるだけでなく、糸の撚り数も変えている事で、より立体的な見え方に拘っています。さらに、単純に見た目だけを模倣するようなデザインではなく、手作業感を雰囲気として出す為に敢えて糸にムラ感を加えて凹凸を出し、まるで手で紡ぎ上げたような表情としている点もポイントですね。アイテム全面でマルタンの作品を表現した本商品は、まるでアートを纏うような感覚のデザイン。ニットを得意とするYOKEらしいゆったりとしたシルエット感もお楽しみいただけます。

YOKE公式通販 ヨーク正規取扱店

マネキン着用サイズ : 2
マネキンサイズ
身長182cm、バスト90cm、ウエスト76cm、ヒップ88cm、肩巾53cm、袖丈63cm、頭回り59cm

YOKE ( ヨーク ) からスクエア切り替えコットンニットのご紹介です。

●本アイテムは100%コットンヤーンを用い製作されています。ガラ紡 ( 明治初期に日本で発明された糸を紡ぐ機械の名前 ) の糸を模して、あえてムラ感を加えるような設計で製作した糸を使用しています。糸に凹凸感が生まれ、まるで手で紡ぎ上げたような表情を持つのが特徴です。
●編み柄は今期のテーマとしたマルタン・バレが80年代に手掛けた鮮やかなスクエア状の絵画をモチーフにしています。

下記はSS24ブランドオフィシャルリリースです。
24SSはフランスの画家Martin Barre ( マルタン・バレ ) の作品がインスピレーションの源です。
彼の60年代~70年代の作品を見て連想したキーワードは、「途切れ」「斜め」「スプレー」「線」「スクエア/グリッド」。80年~90年代の作品のカラーリングも素材に落とし込んでいます。
1963年にパリの地下鉄で落書きを見て、彼はスプレー塗料に目をつけました。1963年から1967年にかけて、スプレーペイントを使用して150点を超える絵画を制作。アーティストと作品との間に直接的な物理的接触がない事、キャンバスがスプレーの動きをほぼ写真的に記録している事。キャンバスを黒くする濃度はキャンバスとスプレー缶の距離の関数であり、缶が満タンか、ほとんど空か、実行のスピード、キャンバスを垂直に塗った後に水平に置くのにかかる時間、これらの関数である。マルタン・バレのこの実験的なアプローチをコートやカットソーに落とし込みました。
また作品の線の途切れからなる空間を表現するためにチェックの柄を途切れさせたり、横糸を途切れさせてフリンジを作り、ステッチを途中で無くしてカジュアルとドレスの境目を表現しています。
1967年から約4年間の絵画制作中断の後、1972年マルタン・バレは絵画に復帰しました。この5年間で制作した作品は、彼の最もよく知られた作品の一つです。様々な格子やマークが描かれています。アクリル絵の具のみで制作するバレは、まずキャンバスに赤黄土を塗ります。そして、その下地を見えなくする為に、必要なだけ薄めた白い絵の具を何度も重ねていきます。さらに、黒鉛の格子をキャンバスに刻んだり、格子の一部分を線で塗りつぶしたり、自っぽい絵の具の半透明なウォッシュで格子や筋を覆ったりと、それぞれ特定の作業に没頭しました。この時期のグリッドや斜めの線の強さを素材やニットなどで表現しています。
1980年代から1990年代にかけても、彼は絵画の可能性と限界を探求し続け、カラフルな多角形を、厳密でありながら遊び心もある配置で作品を制作しました。この頃のカラーリングをデニムやカットソー、シャツなどに少し鮮やかでありながらどこかくすんだニュアンスカラーとして取り入れています。
そんなマルタン・バレの作品からインスピレーションを得て、24SSのコレクションをデザインしました。

マルタン・バレ ( 1924-1993 ) とは
マルタン・バレは1924年9月22日、フランスのナントでミシェル・バレとして生まれました。ナントの美術学校で建築と絵画を学び、1948年にパリに移り住みます。
1955年、ギャルリ・ラ・ルーで最初の抽象画を発表。
1958〜1959年頃、オランダに渡り、ロシアの画家カジミール・マレーヴィチの作品を見てから彼の芸術が変化していく事となります。
マルタン・バレの絵画は絵の具を塗る際に筆を使わずパレットナイフを用いていました。1960年にはパレットナイフを絵の具のチューブに持ち替え、キャンバスに直接絵の具を絞り出すようになります。
1963年、パリの地下鉄で落書きを見て彼はスプレー塗料に目をつけました。マットな黒が気に入り、その後1967年までこの方法で白いキャンバスにスプレーを吹き付け、矢印や円、縞模様のような絵画を制作していきます。
1970年代前半に再び絵を描くようになると、アクリル絵の具とブラシを使い、表現力豊かな作風になっていきました。マルタン・バレは1993年7月10日、パリで逝去。

YOKEとは
Designer : 寺田典夫 ( テラダ・ノリオ )
文化服装学院デザイン専攻科卒業後、ドメスティックブランドやセレクトショップなど数社でデザイン、生産管理を経験後、2016年に独立し、2018AWよりブランドをスタートさせました。

ブランド名のYOKE ( ヨーク ) は、「繋ぐ」「絆」「洋服の切り替え布」などの意味です。" つなぐ " をコンセプトに2018AWにブランドをスタートしました。 「モノがヒトをつなぎ、ヒトがヒトをつなぎ、ヒトがモノをつなぐ」。 1着の服が出来上がる工程に、" 原料→糸→生地→裁断→縫製→仕上げ " と製品になるまでに何十人もの人が関わり、その仕事がつながって洋服は出来上がっています。そのことを強く意識し、デザインから生産まで自身の目の届く範囲での物作りを心掛けています。 また、ブランドのアイテムがいろんな人たちにつながっていって欲しいという思いも込めています。素材やパターンにこだわり、スタンダードなアイテムにコンテンポラリーなエッセンスを加えたユニセックスで着こなせる洗練されたアイテムを提案しています。

20240221

FABRIC : Cotton100%
COLOR : Charcoal
COUNTRY OF ORIGIN : Japan