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CANVAS PRINTED PANTS WHITE
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Yohji Yamamoto POUR HOMME

2025 Spring and Summer Collection

154,000 yen (Inc.Tax)
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SOLD OUT

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2025年春夏のコレクションにてLOOK No.33で使用されていたショーアイテムです。今シーズンは、昨今の様々な世界情勢を危惧し、精神面における静寂を求めて仏教に回帰した内容としています。仏教史に関連する僧侶や詩人の言葉や仏法に至るまで、デザイナー山本耀司氏がインスパイアされた色々なワードが表現方法として用いられています。本アイテムの右身頃に描かれた耀司氏のデッサン画と共に添えられた、「支配や覇権と従属や屈服」。耀司氏の直筆をプリントしたワードには非常に力強さを感じると同時に、今の世の中における社会構造が垣間見えるようですね。そして、そんな世を変えていかなければいけないというメッセージが込められているようにも僕は感じます。また、左身頃に書かれた言葉は「おもかげ、面影、俤、於母影、推しはかる心地する」。これは鎌倉時代に兼好法師によって書かれた徒然草からの引用です。作中では “ 面影 “ が正しいのですが、 ” 於母影 “ という字は明治時代に森鴎外らによって発表された訳詩集のタイトルから恐らく引用したものと思われます。耀司氏のインテリジェンスの高さが窺い知れますね。本アイテムに使用している生地は、縦糸にコットンの先染めムラ糸、横糸に綿と麻の混紡糸を使って織ったキャンバス地となります。やや凹凸のある質感が特徴となり、粗野な仕上がり感が男らしいとも言えるでしょう。着用していくうちに徐々に経年変化で汚れていくと思いますが、それもまた格好良い雰囲気になっていくと想像していますので、あまり気にせずご着用ください。型はミリタリーのクロップドパンツからインスパイアされたようなシルエット感となっています。全体のシルエットはすっきりとしていて、膝が隠れるレングス設定に。裾巾が苦しくならないよう、裾はボタンでアジャストできる仕様としています。シンプルになりがちな夏スタイルに向けた個性的なボトムスとしてお勧め致します。

YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME公式通販 ヨウジ ヤマモト プール オム正規取扱店

マネキン着用サイズ : 3
マネキンサイズ
身長182cm、バスト90cm、ウエスト76cm、ヒップ88cm、肩巾53cm、袖丈63cm、頭回り59cm

YOHJI YAMAMOTO POUR HOMMEからSS25コレクションのご紹介です。
SS25コレクションについて山本耀司氏は、" 危険になりすぎている世界 " を理解するために仏教に回帰し、「多くの問いを繰り返すことが大切です」。と語っています。

●本アイテムは90%コットン、10%リネン混紡のキャンバス生地を用いて製作されています。タテ糸に綿の先染めムラ糸、ヨコ糸に綿麻の混紡糸を使用しています。ムラ糸特有の深みと粗野感が特徴です。LOOK33で使用。
●前身頃に山本耀司氏が描いたデザイン画とワードをプリントしています。
●前身頃の両サイドに片玉縁ポケットポケットがあります。
●後身頃にはヒップポケットが二つ付いています。
●ウエストはベルトループに加え、内側にドローコードが付いています。

日本が世界に誇るデザイナーである山本耀司氏が手掛ける同ブランド ( 1984年よりパリコレクションで発表 ) 。四十年前から世界に衝撃を与え、今までの美意識を完全にひっくり返した偉大なデザイナーです。事実、同ブランドのコンセプトにも「山本の考える男性像は、社会の規範に縛られることなく自由な精神を持つ " 何者だかわからない " 男たち」。という一文もあります。今、最も世界から注目されているデザイナーの一人です。

下記はSS25 Yohji Yamamoto POUR HOMMEコレクションについてのブランドオフィシャルリリースです。
Yohji Yamamoto POUR HOMME 2025S/Sコレクションは、コラージュからドローイングへの旅へと私たちを誘う。幾重にも重ねられたプリントから始まり、服作りの方法論を経て、幅広い技法により男性服を表現している。
ランウェイに登場するプリント、色彩、碑文、イメージ、描かれた花々は、今ここに存在するエネルギーを顕在化させる。そこではストリートウェアは自らの言語に反し、仕立ての技術にその座を譲っている。
「ストリートウェアを単なるストリートウェアとせず、クチュールの技術をどう取り入れるか」
それこそがコレクションにて投げかけられた問いである。どのデザインも軽やかさを追求し、裏地も下地もない。その構造の複雑さは、自明のものとなっている。
精巧に仕立てられたアンサンブルは、カッティングのフォルムを解体し、スーツという形式の中で服を再現するさまざまな方法を切り開く。
テーラードの伝統に精通したヨウジヤマモトは、一着一着をそれ自体のキメラとする。異なる要素を加え、拡張し、裁断し、自らの手段と目的により仕立ての技を覆す。それこそが、魂だけでなく身体も包み込み、同時に解放する服を作るということだ。
ショウの最後に登場したシンプルで純粋なルックには、山本耀司によるデッサンと文字が描かれ、アシンメトリーな作品の饗宴の後の、完璧な衣服への回帰を表現している。
コレクションは、英語とフランス語にてマニフェストのような碑文が描かれ、最後は日本語で書かれたメッセージで締めくくられる。
プリントされた紙の上のインクの優雅さは、デザイナーが新たに創造する為に、そしてひとりひとりがその服を着て生きる為に開かれた真っ白なページを想起させる。
山本耀司の歌声が流れる中、薄く軽やかな服を纏ったモデル達がゆっくりとランウェイを歩く。
仕立ての技術と創造性が紡ぐ新たなヨウジヤマモトの物語。

20250401

FABRIC : Cottonl90% , Linen10%
COLOR : White
COUNTRY OF ORIGIN : Japan