MAN+MACH1N3
29.03.2017






17SSテーマタイトルは、「MAN + MACH1N3」。
人類とテクノロジーのリレーションシップの探求をテーマとしています。
3Dスキャンにて制作された人体と機械のグラフィックが融合しているアートワークは、「テクノロジーの進化が社会に与える影響」からインスパイアされたものであり、人類とテクノロジーの関係性が及ぼす「正」と「負」を表現しています。
また、人体のフォルムはロダンによるクラシカルな彫刻を彷彿させるものとなっています。ミケランジェロと古代ローマのイメージ。クラシカルなヌードボディは冷酷な現代主義を象徴する機械と並置されています。
これらの事から、生活を豊かにする為のツールの一つとして、人類が開発したテクノロジーに対し、利便性を認めつつも、依存しすぎている事に対し、再考するようなきっかけをJAM氏は作ろうとしたのかもしれません。




JAM SUTTONが表現しようとしている新しいアートの形、彼の思考やメッセージなどは、下記に直接のインタビューも含めて掲載致しております。どうぞ、ご覧下さい。
http://www.eliminator.co.jp/wp/notice/this-is-not-clothing-by-jam-sutton/

消費者側にとって最も身近なテクノロジー( モバイル上 ) で消費者自身に体験させる手法は、アートの押しつけではなく、メッセージを伝える為の現代的でクレバーな方法論なのではないでしょうか。
Jam Sutton・・・
1986年生まれ。写真、3D彫刻、デジタルアートなど様々な分野で才能を発揮し活躍中。ファレル・ウィリアムス ( Pharrell Williams ) やN.E.R.D、ウィル・アイ・アム ( will.i.am ) 等といったアーティストとのコラボレーションも行っております。
■AWARDS
D&AD (Design & Art Direction) Student awards
finalist in the category of “Live Motion” at the Adobe Design Achievement Awards
membership to the International Society of Typographic Designers