KIKO KOSTADINOV 00032017 "classless"
26.07.2017

ブランドの特徴は以前から存在しこれから先も存在するであろうユニフォームのファンクションという部分に着目し、彼独自のパターンワーク ( ※パターンはデザイナー自身によるものです ) 、そして人が服を纏った時に生まれる空間を機能を考えながらデザインとして成立可能なようにディテールをいかにして作り出すかを模索し、空間にデザインの可能性を見出している点です。前述致しましたパターンは研究とも言えるレベルで行うそうです。機能のみに特化した素材を主として用いるアウトドアフィールド向けのウエアとは異なり現代的な素材を用いエレガントに仕上げています。






KIKO KOSTADINOVのアイテムは一見ミニマルで画面上では伝わりにくいですが、拘りが随所に詰め込まれている素晴らしいウエアばかりです。


その他、ショールックにおいてポイントの一つとなっていたキーアクセサリー ( パンツのベルトループにいくつかの種類を重ねて付けていたアイテム ) やインスタレーションを開催した会場にセッティングされたオブジェは、スペインの彫刻家・画家であるPablo Palazueloの作品から着想を得て作製されております。ルック画像などに写っている立体物はこれらです。
同ブランドのアイテムの良さは実際にご覧頂いて、そしてお試し頂くことで初めて実感出来るものが多いです。是非店頭でご体験下さい。さらに17AWシーズンはKIKO KOSTADINOVがクリエーティブディレクターを務めるMACKINTOSH0001も、ELIMINATORにて取り扱い致します。

セントラル・セント・マーチンスBA (学位課程) にてメンズウエアデザイン、MA (修士課程) にてファッションデザインを学び、同校を2016年に卒業。
在学中に自身でリメイクを施したSTUSSYとのカプセルコレクションを発表。セントラル・セント・マーチンスのMA卒業ショーにおいて自身の名を冠したコレクションを発表。New Gen Menを学生として初めて受賞したメンズウエアデザイナーとなり、ブリティッシュファッションカウンシルは卒業を機に彼をサポートしました。そして、2016年6月LONDON COLLECTIONS期間中に単独でのショーを行いました。
2017AWシーズンよりMACKINTOSHのクリエーティブディレクターに就任し2017年1月のパリファッションウィークにてデザイナーズレンジであるMACKINTOSH0001を発表しています。同年、Forbes誌にて「30 Under 30 Europe 2017」のアートカテゴリーとして選出されました。※30アンダー30は、30歳未満の起業家や各分野の若きリーダー、イノベーターらを選出するものです。